Psycho Men`Ramone’Mania ZOMBIEROID 

ゾンビロイドでフルスロットル!

オレが子供の頃に住んでいた町はスラムの様な所だった。

しかも校内暴力の時代と見事にマッチ!

新聞に載る事件は勿論で、テレビ特集され後に通う事になる問題の中学などもあった。

そんな町に住んでいたオレ家は下が倉庫で2階が家。

もちろん時代的に電話も無かった。

そして家のすぐ近くに3坪ほどの建物がお風呂だった。

オレと父ちゃんは男なので、家から5秒とかからない風呂までの距離を・・・


裸でいつも駆け抜けていた!!

そんな小学生のある日。

いつもと同じで風呂までの距離を裸で駆け抜けようと父ちゃんの後に続こうとしていた。

「…だがその日は何かが違っていた。」

父ちゃんが駆け出した後に人影を感じたのだ!


クラスメイトかも?など羞恥心なのか・・・

オレは父ちゃんの後に続かずドアを閉めた。

そして何故かカギも閉めてしまった。

「父ちゃんを外に残して・・・。」

すると外で何やら叫び声と激しい物音。

しかも誰かがドアを開けようとする。

オレは怖くなり、その場を離れて2階の窓からそっと覗いた。

すると叫びながらドアを開けようとする父ちゃんの周りには、

父ちゃんを取り押さえようとする警察官。

それを振り払い家に入ろうとする父ちゃん。

家中にチャイムが鳴り響き、父ちゃんの怒りの叫び声が・・・

「恐えーョ」(T_T)

しかし今、家にはオレしかいないし・・・。

しかもオレも裸なので小学生の思考ではオレも警察に捕まりそうで怖かった。

そしてオレは考えたあげく押入れで無視を決め込む事に決めた。

そして外が静まり、オレは恐る恐る窓から外を覗いた。

どうしよう・・・

裸の父ちゃんがパトカーに乗せられて、

そのままパトカーは走り去っちゃったよ!



一人残されたオレは頭の中がパニック!

この状況をどう母ちゃんに説明したらいいのか分からない。

ついに頭の中はショートして無の境地に入った。

家は父ちゃんが遊びまわって帰って来ないなど当たり前なので、オレは母ちゃんには何も言わずに心の中にそっと仕舞い込もうと決めた。




それから、しばらくして母ちゃんが帰って来た。

「近所でなんか事件があったみたいよ。」

帰るそうそう母ちゃんが先に話しを切り出した。

オレは平静を装い・・・

「何があったと?」

「裏にある大きな家があろうが・・・あそこの家で女の人がトイレしよったら窓が開いて変態に竹で腹ば刺されたげなよ。」

「・・・そうなん。」

オレは普段なら食いつく話に軽く返事をして父ちゃんの事がバレていないと安心した。


         (-_-)zzz


そして、父ちゃんはまったく心配されずに朝を向かえた…。

しかし母ちゃんはとうとう近所の人に警察に連れて行かれた父ちゃんの事を聞かされた。

「お前一緒に居ったんやろ?」

オレはあせって思わず言ってしまった。

「オレは知らんって!」

すると母ちゃんは、昨日のあの変態事件と父ちゃんを見事に重ね合わせた。


「まさか・・・犯人は父ちゃん??」


しかし風呂に入るまでオレと父ちゃんは一日中テレビを見ていた。

しかしオレは何も知らない事になっている。

・・・どうしよう?

オレはまた頭の中がパニックになったが、無の境地という便利なものへのアクセス方法を昨日ですでに学習していた。

そこでオレはまた何も言わずに心の中にそっと仕舞い込もうと決めた。

次第にエスカレートする母ちゃんの妄想。

見事なまでにオレの判断は始めから間違っている事にこの場におよんでも気付かなかった。

そして父ちゃんは風呂に行く途中のたったの5秒で変態事件に駆けつけた警察官に裸で捕まり、家族への不信感、オレへの怒りを感じながらも犯人じゃないと分かってもらえて、無事に警察から変な服を着て一人ですぐに帰って来た。

もちろんオレは慌てて友達の家に高飛びした。

その後、この事を話ながら日本警察の検挙率の高さを自慢げに語る父ちゃんがいた。

「血は水より濃し」

seibu_t.jpg


ライオンは1羽のウサギを追うのにも全力を・・・
でも変態検挙には過剰装備かもね!



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